実はひょんなことから、"I's Music and Road"の酒井さんと、国道38号ロータリーの画像を撮ってくる約束をしたので、その画像をここで公開することにします。
　ここのロータリーは構造も大変複雑きわまりなく、信号もなく、外来者泣かせのロータリーとして全国的にも有名です。

　道道25号釧路港線、国道38号、道道113号釧路環状線、旧国道44号（現橋南幹線通）、および市道入舟臨港通、名前の付いていない市道１本、計６本の道が交差する場所です。
　ロータリー自体は３車線、ロータリーの中もしっかり車線分けがされていて、一見円滑にみえるのですが、実は事故の絶えない場所でもあります。
　あらゆる角度からこのロータリーを撮ってみましたので、まあ見てやってください。

　道道釧路港線は、その昔、釧路市の旧市街でありました。いまでも南大通と言って、片側２車線の道路が1kmにわたって続いていますが、車通りはほとんどありません。このロータリーから大体500mくらいこの道道を行くと、私の昔住んでいた場所に行けます。左に切れているのが、花時計です。これをばっちり収めたアングルの写真を取り忘れていたのが悔やまれます。冬になるとこの時計、止まってしまうので、是非夏においで下さい。

　大体こんな感じです。まあ、車がいないのは、朝の07:30と言う時間であったためではありますが、寂れた旧市街という感じが出ているでしょう。

　この路線をずっといくと、海岸沿いにそって国道44号以外にも根室に通ずる道があります。以前はここは釧路市内一の渋滞スポットだったのですが、この道路が片側２車線化になったことでかなり緩和されているとのことです。ちなみに写真正面に見える建物は、日本銀行釧路支店です。

　ご覧の通りです。別名富士見坂。この坂を上ってしばらく行くと富士見という地名があり、そこに私の通った高校の跡があります。私が１年生のときの10月まで３階建ての木造校舎が現存していたのですが、引っ越してしまい、いまでは跡形も残っていません。この坂の上には、生涯学習センター「まなぼっと」（旧釧路市公民館）、釧路市立図書館などがあり、一応文教地区になってます。

　現在のいわゆる「旭バイパス」とよばれる現国道44号が開通するまではここが国道でした。実はここ、高校が引っ越してからの私の通学路でもありました。道は少し広めなのですが、歩道が狭く、自転車通学だった私にとっては結構辛い道でありました。正面に見えるのは、私が高校時代に立った（つまりもう10年以上経つのですなあ（哀））「道東経済センター」です。

　ご覧の通りです。これが昔はそのまんま国道だったのです。しょぼいでしょう。

　上の写真の標識を正面から見たものです。左側に国道38号の標識がありますが、元々この場所には国道44号の標識と、その下に「終り」と書いた補助標識があったのです。国道が付け替えになる前に写真撮っておけば良かったデス。

　この道は、釧路川（あ、最近旧釧路川という言い方はしなくなりました。河川の正式名称そのものが変ったのです）に沿って走る市道です。

　ここをまっすぐ行くと、その上流の久寿裡（くすり）橋で道道113号と合流します。あれ、道道113号ってさっきもでできたじゃん、とお気づきのあなた、鋭い！ここでは解説しませんがとても面倒くさいルーティングをしているのです。もしお暇が有れば北海道観光の際にでも走破を試みてはいかがでしょう。

　写真左上に見えるのが生涯学習センターまなぼっとです。

　ここが釧路の中心街、北大通に向かう道です。しかし、中心街と行っても、いまでは郊外型の店舗に客足を奪われてしまい、潰れる店がたくさんあり、中心街そのものがかなり空洞化しています。ドーナツ化現象は、こういうミクロなスケールでも起きているのです。
　写真に見える道路は幣舞橋。釧路を代表する橋です。ちなみにこの橋、過去に洪水で何度も流されていて、現在の橋は５代目です。四季の像といわれる裸婦像が４体あるのですが、これが立ったのが昭和40年代後半、芸術か卑猥かという論争があったとのことでした。

　ここは、釧路川の下流側にそって進む道路です。しかし、途中で向かって左側に90度カーブしてしまい、そこで他の道路と交差して終わります。交通量もなく比較的淋しい道です。左側に見えるのが釧路アポロ石油です。あまり大きなガソリンスタンドではありません。